株式関係

【メリットとデメリット解説】ほぼ儲かると言われるIPOとは?危険?

チョロ太郎

副業ブロガー/本業+副収入を得るべく独学でブログを開設/見た人のタメになる記事を鋭意製作中/32歳既婚♂/子供2歳とお腹の中(一月出産予定)/

こんにちわ!チョロ太郎です!

生活が苦しかったり、老後のお金問題で今のうちからお金をなんとか工面したいと思っていても、給与は上がらないし節約しても固定費の値上がりで貯蓄に回す余裕も中々ないですよね。

私も同じく、今のことも将来のことも給料だけでは厳しいと感じてきました。

そこで自分の小遣いから株を始めることにしたのですが、勉強していてもほぼ確実に株は損をすることがあります。

リスクが少ない投資はないものかと調べて出てきたものが「IPO」

皆さんはIPOってご存じですか?

簡単に説明するとこれから上場する企業の株を買うことなのですが、なんと

80%以上の確率で得をする

と言われているんです!

株でそんなおいしい話あるわけないじゃん・・・

と思うかもしれませんが、しっかりとした数字も出ています。

勿論「得をする」というメリットもあれば、世の中甘くないのでデメリットも存在します。

ざっとメリットとデメリットをリストアップしてみました。

IPOのメリットは?

  1. 8割の確率で得する
  2. 証券口座があれば誰でも参加できる
  3. リスクが少ない

IPOのデメリットは?

  1. ある程度のまとまったお金が必要
  2. 当たる確率が低い
  3. 購入までの手間がある
  4. 月によってばらつきがある

上記のメリットとデメリットをそれぞれ詳しく説明していきますのでご覧ください!

 

IPOとは

上記でも簡単に説明しましたが、まずはIPOとは何なのかをご説明いたします。

 

IPO

IPOは「intial Public Offering」の略で、未上場の企業が東証などの市場に新しく上場することを指します。

未上場の会社はすなわちこれから成長する会社と言っても過言ではなく、IPO株は大きく値上がりしやすい傾向にあるんです。

ただ買いたい!で買えるわけではなく、購入までの手順があり

step
1
ブックビルディングに申込

step
2
当落発表

step
3
購入申込

step
4
上場

がIPOの流れになります。

 

ブックビルディングとは?

BBとも略され、新たに株式を発行する場合の公募価格を決める際に、投資家の需要状況に応じて公募価格を決定することを言います。BBの数を参考に価格を決めるということですね。必ずBBに申し込まなければIPO株は買えないので注意が必要です。

 

IPOのメリット

ここからはIPOのメリットについてお話していきます。

 

1.8割の確率で得する

株をやる上で最大のメリットはやはり得をすることだと思います。
ましてやその確率が8割なんて言われた日にはやってみたい!となりますよね。

ではなぜそんなに高確率なのかというと、成長性のある企業の株を上場する段階で購入できるからです。

2019年のデータではありますが、約90パーセントのIPO株が公開価格よりも初値が高くなりました。

引用:SBI証券IPOとは?より

公開価格とは上場前に公開した価格のこと。
この価格で上場前に購入できるため、上場後に売買される最初の価格の初値で売れば利益が出るということです。

その割合が9割近くなのでほぼ利益が出るということですね!

 

2.証券口座があれば誰でも参加できる

IPOは参加資格が特にありません。

証券口座さえあれば簡単に参加できるためチャンスは誰にでもあるということですね。

但し、IPOの銘柄は取り扱う証券会社が毎回異なるので複数の証券口座を持っておくと良いでしょう。

 

3.リスクが少ない

上場済みの株で利益を出そうとすると平日の9時から15時まで株式市場から目が離せません。

上がることもあれば下がることもあるので、リスクは大なり小なりあります。

その点IPO株は、当選すれば購入した後は初値で売るだけなのでリスクは少ないです。
但し、1割公開価格を割ることもあるのでリスクはゼロではないことを覚えておきましょう。

 

IPOのデメリット

次にIPOのデメリットについてのお話です。

 

1.ある程度まとまったお金が必要

これは国内株式を購入する場合に共通するデメリットですが、基本的に100株からしか購入が出来ないのでまとまったお金が必要になります。

上場済の株式であれば例外的にLINE証券など一株から購入できるものもありますが、IPOは100株からのため少額では参加出来ません。

さらには買い付け余剰金(公開価格で購入できるだけのお金)が口座にないと参加できない証券会社もあるので、口座にまとまったお金をあらかじめ入金しておく必要があります。

ざっくりとですが公開価格は一株300円程度~5千円程度まで幅があるので50万程あればほとんどのIPOに参加可能かと思います。

 

 

 

2.当たる確率が低い

メリットで8割の確率で得をすると説明しましたが、こんなおいしい話を投資家が放っておくはずがありません。

IPOは超超超超超超超超超超超超超大人気なので、投資家のほとんどが申し込んでいると思いましょう。

かくいう私も昨年からIPOを申込続けていますが、100社以上申し込みをして補欠当選5回、当選0回でした。

補欠当選とは?

キャンセルがあった場合に繰り上げ当選になることです。

そして補欠当選の5回も、すべて繰り上げ当選にならなかったので一度も当選したことがありません!!!!デメリットすぎ!

 

3.購入までの手間がかかる

冒頭でお話しした通り、IPOは購入までに手順が多いです。

step
1
ブックビルディングに申込

step
2
当落発表

step
3
購入申込

step
4
上場

 

上記のステップ一つでも見逃すと購入出来ないのが痛い。痛すぎ。

ブックビルディング期間に申込を忘れた→アウト

当落発表を見逃して申込しなかった→アウト!

当選を確認したのに申込を忘れた→アウト!!

 

ちなみに上記全て少し空く期間がある上に、申し込み期間が短いので見逃しや申込忘れは多々あるそうです。

裏を返せばそういった人たちのおかげで繰り上げ当選があったりするのですが、それでも私はその恩恵をいまだ受けられずにいます。

 

月によってばらつきがある

毎月決まった数の企業が上場するわけではありません。

多い月、少ない月は必ずあるのでIPOをあてにするのはやめましょう。

と言っても多くても少なくても当たる確率がかなり低いのでそもそもあてには出来ません。

年末に多い印象です。

 

IPO参加の注意点

次にIPOに参加する際の注意点をお話しします。

 

補欠当選に注意

一番大事なことなので先頭に持ってきました。

自分自身も補欠当選であれば数回あるのですが、実は結構見極めが必要なのです。

補欠当選する理由としては

なぜ補欠当選になる?

  • 人気の企業が同じ週に固まってしまい申し込みを控えた
  • 単に人気のない企業
  • 忘れる人が多かった

などが考えられます(上記以外にもあるとは思います)

申込控えであれば何の問題もないのですが、人気がない銘柄であればすなわち公開価格割れの危険性があるのであまりおすすめできない銘柄となります。

実は12月にも補欠当選した銘柄があったのですが、調べてみたところ人気の企業でその週はIPOがかなり多い週だったために補欠当選したとみています。

まぁ結果的に繰り上げ当選はならず・・・でしたけど。

 

複数の証券会社で申し込みをする

一言で証券会社と言ってもかなりの数の証券会社があります。

IPOに参加する企業も複数の証券会社で上場前に買い付けを行うのですが、一社のみでIPOに参加するのではかなり厳しいです。

また狙っていた企業が自分の持っている証券口座ではIPOに申し込めないといったこともあり得ます。

実は証券会社によっては買い付け余剰金がなくても申込だけならいいよー!という会社もあるので、とりあえずIPOに申し込むかどうかは分からないけど口座開設だけしておこうかな?という方はなるべく早く口座開設しておきましょう!

証券口座開設には時間がかかるぞ!

その場合は当選がわかった後に他の口座からお金を移せば問題なく買い付けできますよ。

買い付け余剰金とは?

申込したIPO株が当選した場合に買うお金のことを言います。買い付け余剰金が口座にないと言われたら口座の中にIPO株を買えるだけのお金がないよー!という意味になります。

ちなみに私は口座開設を頑張りすぎてどこに口座を持っているか訳が分からなくなっています。

 

見逃しのないようにする

上場予定の企業が多いとつい見逃してしまいます。

スマホのIPO専用のアプリがあったりするので、それを入れておけば通知などで教えてくれるため見逃す心配がありません。

あとは手帳などにBB開始日などを書いておけば忘れる心配がなくなりますよね。

これは自分にも言っています。

 

余剰金を十分に用意する

当選確率が極めて少ないため、もし当選したならば確実に買えるだけの余剰金を準備しておきましょう。

ギリギリのお金しか口座に入れず、足りなくて買えなかった!なんてことはかなりもったいないです。

大人の余裕とお金の余裕を兼ね備えて待ちましょう。

 

IPOに関するよくある質問

最後にIPOに関するよくある質問をまとめておきました。

 

Q.複数口座を持った方が良い意味がよくわかりませんでした。

 

A社がこれから上場をするとなった際に、IPOで株を販売する会社が「チョロ証券」と「太郎証券」の2社だったと仮定します【本当はもっと多い)

そのほかにもB社が上場するとなった際、今度は「懐証券」と「事情証券」の2社でしか申込を受け付けてないという感じです。

上記で出てきた4社の証券口座を持っていれば全て対応できますが、一社しかもっていなかった場合は申込したくても出来ない企業が出てきます。

また赤文字でチョロ証券に「主幹事」と書いてありますが、発行する株を参加する証券会社に均等に割り振られるのではなく、幹事の証券会社に多く割り振られます。

主幹事とは

株の引受数量が多く、全体的な作業の運営やスケジュール管理など中心的役割を果たす会社のこと。

主幹事の会社も固定ではなく、いろんな証券会社がするのでこれも踏まえて証券口座はいくつも持っておくことが大事と言えます。

 

Q.当選確率を上げる方法はないのですか?

当たるかもわからないものに申込続けるのは苦行ですよね。わかります。

すぐに実践できるわけではありませんが、申込続ければいずれ必ず当選できる方法があります。

それはSBI証券でIPOに申込続けることです!

 

SBI証券ではIPOに申し込んで落選すると「IPOポイント」なるものが進呈されます。

一度の落選につき1ポイント付与され、このポイントを使うことで当選確率を上げることができるのです!

但し一度使って当選してしまうとIPOポイントがなくなってしまうので、ある程度貯めてお気に入りの企業の時にまとめて使うのが良いですよ。

 

終わり

IPOについてご説明させていただきました。

私はIPOを宝くじだと思って申し込みを続けています。

皆さんも申し込むだけなら無料でできますので一緒にIPO苦行ライフを送ってみませんか?

それでは!

 

 

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